代表 大久保暁の物語

自分らしく、男性として生きる、
その、生い立ちを語る。

生い立ち

1981年高知県高知市、本名は「亜希」として誕生した、代表 大久保暁。幼少期から、テレビで耳にした「Missダンディ」などという言葉に反応し、両親にも「将来はMissダンディになる!」と話していたほど。そんな中、小学校高学年で、初めて女の子を好きになる。
悩んだすえ、友達に相談することに。するといつの間にか「レズじゃないのか」という噂が広がりはじめ、そこから、気持ちを隠しての生活が始まった。さらには、そのことが心に残り「自分は変だ!人を好きになるのをやめよう!」と心を閉ざすようになる。※「レズ」は差別用語であり、正しい言葉は「レズビアン」
中学高校は女子校へと進み、部活はバスケットボール部に所属するも、ボーイッシュだったこともあり、同級生や後輩などから少しモテることも。けれど何より、制服のスカートを着るのがとても嫌だった。
高校1年になると、卒業生を送る会で劇を披露する機会があり、このとき初めて「学ラン」を着て男の子役を演じる機会に恵まれた。 とても心地がよく、どこか自分らしくいられる、そんな気がした。その後は、好きな女の子が出来て、気持ちを抑えるのに必死で情緒不安定になることも。それが爆発しケンカになることもあった。それは一方的な怒りで、自分を抑えきれなかった。
大学になると、同じようなボーイッシュな子がたくさんいて、中にはカミングアウトをして堂々と生活している子も。 そんな人を見ても、自分はカミングアウトをしようと思うことはできなかった。それは「周りにどう思われるだろう、後ろ指をさされるのでは…」と怖かったのかもしれない。

カミングアウト、そして戸籍変更へ

恋愛も多少は経験したが、あまりうまくいかなかった。それは、恋愛依存症で周りが見えず、のめり込んでしまうタイプだったからか。うまく気持ちを伝えられなかったり、愛情表現が少し下手だったのかもしれない。

社会人になり、彼女も出来た。少しずづ自分を出せるようになり、 人生で初めて、セクシュアルマイノリティの集まりなどに参加するようになった。そこで出会った人はさまざまな人がいて、すでに性別適合手術を終えている人、 レズビアン、バイセクシュアルなど多様な方と知り合うことができた。

その後「30歳手前にしてこのままでいいのか!」と自問自答するようになる。悩んだ末、自分らしく男性として生きる道を決意する。男性として生きる道を決意してからは、毎日が充実していた。

そして、2011年、いよいよホルモン治療を開始。それから乳腺摘出手術、子宮全摘出手術の、すべての手術を終え、治療開始から約2年後、31歳で戸籍を男性へと変更に、大久保亜希から大久保暁が誕生した瞬間でもあった。

運命の出会い

環境も一新しようと大阪で生活を始め、同じ当事者の集まりなども多く、堂々と生きている人なども見て、自分らしく生きることの素晴らしさに触れる機会が少しずつ増えていった。そうして少しずつ自信を取り戻しかけていた時、ひとりの素敵な女性と出逢う。初めて出逢ったときから、お互いが自然体で、 付き合ったばかりのデートで、将来を意識して付き合っていくことを伝える。ご家族の理解もあり、その一ヶ月後に両親に紹介、 出会いから約半年後には両家の顔合わせが叶い、交際10ヶ月で無事結婚、晴れて夫婦となる。

現在

この経験を、少しでも悩んでいる人やご家族の心のケアに役立たせ、またセクシュアルマイノリティの理解へと繋がるべく 暁project(あかつきプロジェクト)を立ち上げ、LGBTQの啓発活動を行っている。

 

Profile

【氏名】大久保 暁(おおくぼ あきら)
【資格】中学校(保健体育)教員免許/高等学校(保健体育)教員免許/児童発達支援管理責任者/サービス管理責任者
【学歴】高知市立高須第二幼稚園/高知市立介良小学校入学・高知市立一宮小学校卒業/土佐女子中学高等学校卒業/大阪体育大学卒業
【職歴】保健体育教員/医療福祉系専門学校広報/児童発達支援・放課後等デイサービス/ 講演家:現在/LGBTQ専門仲人:現在

 

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