⭐️トランスジェンダー 大久保暁profile⭐️
氏名:大久保 暁【おおくぼ あきら】(改名前:亜希)
🔶暁project 代表
🔶児童発達支援放課後等デイサービス (児童発達支援管理責任者)
🔶特定非営利活動法人カラフルブランケッツ マネージャー
【取得資格】
中学校(保健体育)教員免許
高等学校(保健体育)教員免許
児童発達支援管理責任者
サービス管理責任者
1981年高知市誕生
【学歴】
高知市立高須第二幼稚園
高知市立介良小学校入学
高知市立一宮小学校卒業
土佐女子中学高等学校卒業
大阪体育大学卒業
【職歴】
保健体育教員
医療福祉系専門学校広報
児童発達支援・放課後等デイサービス
ベビーシッター
講演家:現在
【バスケット歴】
●中学校 高知県優勝、四国大会出場
●高等学校 インターハイ、国体、ウィンターカップ出場
●大学 インカレ6位
●社会人 高知県大会優勝(MVP獲得)、全国クラブ選手権大会出場、国体出場(キャプテン)
【生い立ち】
幼少期よりTVの「Missダンディ」などという言葉に反応。
両親に将来は「Missダンディ」になると話していた。
小学校高学年の時に女の子を好きになり、友達に相談。
とても理解のある友達で、すんなり受け入れてくれた。その後違う友達からそれが広がり、
「レズじゃないのか」という噂が広がり、気持ちを隠しての生活が始まる。
中学高校は女子校へ。
部活はバスケットボール部に所属し、ボーイッシュだったこともあり同級生や後輩などから少しモテることも。スカートの制服を着るのがとても嫌だった。
ただ、小学校の時に女の子を好きになったことがずっと心にあり、
自分は変だ!人を好きになるのをやめよう!と心を閉ざすようになる。
高校1年の時、卒業生を送る会で劇をし、男の子役で学ランを着る。
とても心地がよく、何か自分らしくいられる気がした。
そんな時、好きな女の子が出来、気持ちを抑えるのに必死で情緒不安定になることも。
それが爆発しケンカになることもあった。それは一方的な怒りで、自分を抑えきれなかった。
大学になると、同じようなボーイッシュな子がたくさんいた。
中にはカミングアウトをして堂々と生活している子も。
そんな人を見ても自分はカミングアウトをしようとは思わなかった。
周りにどう思われるだろう、後ろ指を刺されるのではと怖かった。
恋愛も多少は経験したが、あまりうまくいかなかった。
気持ちをうまく伝えられなかったり、愛情表現が間違っていたりして、
恋愛依存症で周りが見えず、のめり込んでしまうタイプだった。
社会人になり、彼女も出来た。少しずづ自分を出せるようになり、
セクシュアルマイノリティの集まりなどにも初めて参加するようになる。
そこで出会った人は様々な人がおり、すでに性別適合手術を終えている人、
レズビアン、バイセクシュアル、多様な方と知り合うことができた。
その後、30歳手前にしてこのままでいいのか!と自問自答するようになる。
悩んだ末、自分らしく男性として生きる道を決意する。
高知から徳島の病院まで通い、「性同一性障害」の診断書をもらう。
その後高知県でホルモン注射を開始。
東京の美容クリニックで乳腺摘出手術。
石川の産婦人科で子宮全摘出手術。
すべての手術を終え、31歳で戸籍を男性とした。
環境も一新しようと大阪で生活を始め、同じ当事者の集まりなども多く、
堂々と生きている人なども見て、自分らしく生きることの素晴らしさを知る。
少しずつオープンに生活をするようになると自信もついていき、素敵な女性と出逢う。
初めて出逢ったときからお互い自然体で、
付き合ったばかりのデートで将来を意識して付き合っていくことを伝える。
彼女のご家族の理解もあり、その後1か月で私の両親に紹介、
約半年後には両家顔合わせを終え、10ヶ月で無事結婚。
この経験を少しでも悩んでいる人たちやご家族の心のケアに役立たせ、またセクシュアルマイノリティの理解へと繋がるべく、
「暁project」(あかつきプロジェクト)を立ち上げ、LGBTQの啓発活動を行っている。